どうも、コスモとテンです。
さてさて。出発前のいろんな準備等についてはまた追々お話しするとして・・・今回は、いよいよ1年間に及ぶドイツ・ワーホリ!への出発を迎えた日のお話!
ドイツへの旅立ちの日が近づいても一向に実感が湧かなかった無鉄砲姉妹。
そんなわけで、出発の3日前になってからようやく始めた荷造りがなかなか終わらず、最終的にほぼ徹夜で詰め込むはめに!(←自業自得です)
それでもなんとか詰め終わって、それから短い睡眠時間を経て―――
いよいよ出発の日がやってきた!!!!
正直なところ、当日を迎えても実感は皆無。ただただ、寝ぼけた頭と重たい荷物を抱えて、リムジンバスの車中でうたた寝しながら成田空港へ向かうのだった。
そんな寝ぼけ頭の私たちにとって、今や現実のものとなろうとしているドイツでの生活のことはあまりにも実感を伴っておらず・・・
代わりに脳内を占めていたのは、あと数時間もすれば出会えるだろう、アエロフロートのCAさんたちと機内食への大いなる関心だけでした!!(←って、おい!)
そうして私たちの乗ったリムジンバスは「第1ターミナル」に到着し、無鉄砲姉妹は勇んで成田空港構内へ!
いやー、空港っていいですね!あの独特の雰囲気!大きなガラス越しに見える、すぐ近くで離着陸する飛行機。建物自体もちょっと近未来っぽくて。
まだ日本であって、でももう日本じゃないような、非日常的な感じ。あの空気が好きです。もしもっと家から近ければ、頻繁に遊びにきたい!
しかしそんな私たちには実はひとつ大きな気がかりあった。それは
―――「空港って、どうやって使うのだろうか」
・・・
そうなのだ。私たち、今まで空港を自分たちで利用したことがなかったのだ。
今まで、飛行機に乗る時というのは家族と一緒とか修学旅行とかそんなのばかり。つまり、「引率者」がいた。
そんなわけで、私たちは空港初心者なのだった!
しかし周りで空港をよく使う人たちは口をそろえて、「簡単だよ」「行けばわかるよ」と。
じゃあ、まあそういうもんなのかな、と。
しかしいざ、空港初心者2人きりであの広い空港に立ってみると、なかなかの威圧感!
大きな荷物を引きながら、忙しいそうに移動する人々。長蛇の列。外国人の集団。
おお。。。これはなかなか。
と、立ち尽くすこと数分。はっ!とわれに返りました。そうだ、チェックインだ、と。
そう、最初にすべきことだけが「チェックイン」だということはちゃんと調べていたのだ。
私たちはひとまず標識を探した。きっとあるはずの「チェックイン」の文字を。
そして見つけました!「チェックインカウンター」!意外にすんなり!
そこからは、お恥ずかしながら、その都度カウンターの方に次の行き先を質問する作戦。そしてとにかくそれに従う。ただそれだけ。
そして思った。「みんな優しい」。
こんな右も左もわからない奴らに、みなさんすごくわかりやすいことばでとっても丁寧に教えてくださって、おかげでめちゃくちゃスムーズ!ありがたや!
そんなわけで、チェックインが問題なく済むと、荷物を預け、そしてセキュリティーチェックも難なく通過!!
(何も恐れることはないのに、空港のセキュリティーチェックってなぜあんなにドキドキするんでしょう?)
次はそっち、その次はあっち、というように、不安な気持ちとはうらはらにすんなりと飛行機の搭乗ゲート前のゲートラウンジまで来れてしまった。
本当に、やってみればなんとかなるもんだ!
そして2人は気づいた。「早く着きすぎた」と。