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いざや、ニュルンベルク 旧市街地 へ!ざっと見!後編

いざや、 ニュルンベルク 旧市街地 へ!ざっと見!中編 はこちら。

ニュルンベルクのシンボル、カイザーブルク

いよいよ、ニュルンベルクのシンボルである、カイザーブルク( Kaiserburg )へ。

ドイツにはそれこそ無数の城があるが、このカイザーブルクはその中でもある意味で特別だ。

それというのも、カイザーブルクは日本語に訳すと「皇帝の城」。

ただの王様ではない。神聖ローマ皇帝の住む城だったのである。

その歴史についてはごくシンプルにですがこのページにまとめているので、気になる方は要チェック!

そんな特別な城をもつニュルンベルク。そりゃあもう、市のシンボルとしかいいようがない!

今から、そのカイザーブルクへ向かうのだ。

家主さんに連れられて、アルブレヒト・デューラーハウスからいくつか小路を抜けると、小さな階段があった。

階段を登る途中で、家主さんが立ち止まった。

「ほら、この家をみてごらん」

家主さんの指差すほうをみると、ドイツらしい木組みの家がある。

「この家はね、ニュルンベルクの中でも最も古い家なんだよ」

へー!!!!

あとで調べてみたところ、なんと1338年に建てられた家とのこと!築680年だと!?

こういう家が残っているなんて、ヨーロッパって感じがするなあ。。。

しかし、家主さんに教えてもらわなければ、確実にスルーしていた。

こういうことは、やっぱり地元の人はよく知っているんだなあと感動。

そしてさらに少し上がると、雰囲気満天の入り口が!!!

ここは、カイザーブルクのお庭への入り口。

そう、「秘密の花園」への入り口です。

入ってすぐ右手をみて、テンが行った。

あっ!ここ、夢で見たことがある・・・!

マジか!?

めちゃくちゃピンポイントだが、まさにここに既視感があるという。

特に有名なポイントでもないあたり、妙なリアリティーがある。

そして更に進むと・・・

そこには、想像を超えた美しいお庭が!!

カイザーブルクのローズガーデン
カイザーブルクのローズガーデン
美しすぎるカイザーブルクの薔薇たち

これぞまさしく「秘密の花園」!!!!

カイザーブルクにまさかこんな場所があるなんて知らなかった2人にとって嬉しすぎるサプライズ!

薔薇って、なんて美しいんだ。。。

うっとり見つめる無鉄砲姉妹。

「こっちの眺めもいいよ」

との家主さんの声。

確かに素敵だ。

そして風がとても心地よい。

ドイツは5,6月の気候が最高だそうだが、確かにいくらでも外にいたくなる。

ふと、箱に気づいた。

私たちがそれに興味をもったのに気づいて、家主さんが言った。

あれは、蜂を飼ってるんだよ。

ハチ!?

カイザイーブルクにある蜂の巣箱。

へー!!!!

しかしなんでまたここで?とも思ったが、そのときは特に質問しなかった。

後でスーパーに、カイザーブルクの蜂蜜なるものが売っていた。

お城で取れた蜂蜜。。。確かに贅沢だな。

薔薇の庭を堪能し、家主さんが、じゃあもうそろそろ行こうか、というので、もう帰るのかな・・・とついていくと、上のほうに登っていく様子!

おおー!めちゃくちゃかわいいじゃないか!!!

雨戸の赤茶色と白が、木組みの建物ととてもよくマッチしている。

その上から見える塔がまた素敵だ。

赤茶色の屋根にミントグリーンの色が素晴らしく合っている。

もう、どこもかしこもかわいい!メルヘンの世界だ。

更に登るとなにやら岩っぽさがすごいところに。

(ロッククライミングできそう)

ここで道が分かれている。降りるも登るもできる。

私たちはさらに登っていく。

すると、そこには門があり、そこを抜けるとこんなところへ。

城の中庭的なところに通じてるようだ。

振り返ると、先ほどの素敵な塔がある。

カイザーブルクの塔、ジンヴェル塔( Sinwellturm )。展望台になっている。

この塔、ジンヴェル塔(Sinwellturm)というそうで、上は展望台になっているとのこと!

おしゃれな灯台みたいな感じだなと、とっても気に入るコスモ。(←コスモは灯台が好き)

この中庭のようなところを更に行くと、この塔や、カイザーブルク内の博物館、とーっても深い井戸などを見学できるチケットを売っているチケット売り場がある。

(後日、この塔に登ったり、博物館を見学したりしたので、それはまたいずれ!)

そして、家主さんが言った。

「さあ、今からニュルンベルクを見渡せるところにいくよ!」

見渡せる!?

わーーーーい!

嬉々とする無鉄砲姉妹。

そして家主さんについていくと・・・

!!!!!

言葉を失う2人。

ああ。。。

めちゃくちゃ綺麗だ。。。

統一感のある、美しい町並み。

高く聳える教会と、堂々と立つ市庁舎。

美しい。

本当に美しい、

改めて今、自分たちが憧れのニュルンベルクにいることを実感するのだった。

家主さんも、どこか誇らしそうだ。

そりゃあそうだ。

こんな素敵な街が自分の街なのだ。

そしてこれから1年間、私たちにとっても、ここが自分たちの住む街なのだ。

改めて深い感動を覚える、無鉄砲姉妹なのだった。

beide:

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